「日本のエネルギーを考える会」の発足について
●NPO法人「IOJ日本の将来を考える会」は2019年11月29日を以て解散いたしました。2005年10月にNPO法人として認可を受けて以来、15年間にわたり日本のエネルギー事情、教育問題などを取り上げ、積極的に活動を展開してきました。この間ある程度の成果を上げられたことはひとえに会員の方々の熱いご支援によるものと深く感謝申し上げます。●さて、このたび2020年1月に、有志により任意団体『SEJ：（Sustainable Energy Japan)日本のエネルギーを考える会」―エネルギーと地球環境 接続可能な日本のためにー』を立ち上げて、エネルギーにより特化した意見の発信を継続することにしました。
●激動する世界情勢の中、日本はエネルギー源の一つである化石燃料の７０％を海外に依存しているうえ、地球温暖化対策として、2050年には化石燃料への依存度を10%を目標に下げることを国際公約としています。代替エネルギーの有力な手段であった原子力は米国、ロシア、日本と相次ぐ炉心溶融事故を起こし信頼が失われてしまいました。原子力に代わるべき再生可能エネルギーだけでは、人口のわりに国土が狭く自然条件に恵まれない日本では、到底化石燃料や原子力に代わって需要を賄うことはできません。日本は、エネルギーの持続可能な自給のためには、再生可能エネルギーの拡大とともに既存の原子力の再稼働を早期に実現し、将来的には安全な原子力の導入を図らなければなりません。一部の政党やマスコミは、脱原発をしても再生可能エネルギーの導入を拡大することで、需要を賄いきれるかのような主張をしていますが全く現実的ではなく、このまま放置していれば取り返しがつかないことになるのは目に見えています。
●私達「SEJ 日本のエネルギーを考える会」はこれらのエネルギー問題について内外の情報を分析し、今後「SEJだより」として発信していきたいと考えています。 引き続き皆様のご理解とご支援を賜りますれば幸いに存じます。
2020年1月吉日 代表 植田脩三、 顧問 宮 健三
住所 郵便番号110-0008 東京都台東区池之端2-7-17 IMON ビル
http://ioj-japan.com/xoops/
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